眼鏡紳士の非日常。

日常に潜む非日常を淡々と。

何年か前に風呂入ったときの話。

風呂上がりに洗面所で上裸で歯磨いてた。 口の中で槍を持った黒いバイ菌がドンドン死んでいくのをイメージしながら、ただひたすらに歯を磨く。 ふと目を落とすと、母親のものと思しき脱毛機に目が止まる。 物の管理の杜撰な母のことだ、仕舞い忘れたのだろう…

お題その1。

もらったお題に沿った文章(恥)をかくという趣旨。 以前某所でもらったお題。『おしりまたはケツ』 下らないが頑張って書く。 風呂上がり。 洗面所で頭を乾かしていると、鏡の中の人物と目が合う。 切れ長の細い目。 適度に通った鼻筋に、決して高すぎない…

これまた数年前の話。

同居の母より、「オマエ ドウセ ヒマ。カイモノ イッテコイ。」というインディアン調の命令とともに、財布を差し出される。 あんまりだと思いませんか。 息子とは言え、仮にも私も立派な成人ですよ。 30を過ぎた大の大人に向かってそのように悪し様に用を…

皆様はじめまして。

『肉じゃが』を往年のロックスター風に『ニック=ジャガー』と呼んで妻に嘲笑を受けた男、眼鏡紳士でございます。 何年か前の話。 友人と遊んだ帰り道。 町中から一人徒歩にて家路を急いでいた。 バスの路線に沿って歩き、時間が合えばバスに乗ってやろうと…